2022-12-01

【USED RECORDS】レギュラーLP、ポスト・パンクをメインにひと山。そしてお買い物袋有料化のお知らせ。

2022年12月1日。

昨日は、日中は生暖かったものの、陽が落ちたらいきなり木枯らしみたいな風が吹きはじめた名古屋。

そうか、12月だもんな。当然といえば当然。

レギュラーLP、80’sポスト・パンク周辺タイトルをメインにひと山店頭追加済みです。

この一群、80年代前半、多感な20代前半の私のハートにヒリヒリと突き刺さったタイトルが目白押し。

商品化も楽しかったです。

このなかでとくに思い入れの強いタイトルは、うーん、やはりトーキング・ヘッズの第3作とDAF、あたりでしょうか。

逆に、アズテック・カメラとかスミスとかフェルトとか、以後にネオ・アコースティック、あるいはギター・ポップと呼称されたスタイルはわりと早くに飽きてしまい💦

てか、その青臭さに途中で着いていけなくなっちゃんたんです。

このラインナップで現在最も存在が神格化され、かつ商品力も高いのはおそらくザ・スミスでしょう。

そのスミス、個人的にはほとんど思い入れがありません……….

自身の思考（嗜好？志向？）がニュー・ウエイヴ化されるまえはフツーにビートルズやZEPを、そのつぎは達郎＆まりやの、リアル・シティ・ポップで育った世代だものですから💦

こうした、現在「ポスト・パンク」と呼ばれる音楽が登場して40年余。

当時、生まれてもいなかったヒップホップ以降のお若い世代の音楽ファンの方々にもぜひ聴いていただきたい。

このジャンルのレコたち、近年の再評価にならい価格＆競争率が上がっております。店頭にてチェックしてください。

さて、ここからは辛気臭い有料化＆値上げのお知らせ。

サクサクと。

ショッピング・バッグ有料化。

「2020年7月1日からプラスチック製買物袋の有料化が全国で開始」されて2年余。

これは言うまでもなく、「プラスチック製買物袋が本当に必要かどうか考えるきっかけとし、過剰な使用の抑制に協力いただきたいこと。プラスチック製買物袋を断ることで、環境問題の解決への第一歩に繋がること。」を標榜し政府が提言した方策であることは周知の事実。

グレヒはこれに逆らうように商品をお買い上げいただいたお客様に無料でショッピングバッグを提供してきました。

「プスティックゴミを軽減させ環境保護に努める」ことが大義名分ですからグレヒは「地球環境に厳しい業者」かもしれません。

しかしながら、周知のとおり、近年のコロナ禍とウクライナ戦争を受けた石油製品価格の高騰と記録的な円安を受けついにグレヒも経費の吸収が困難になってきました。

したがって、本日12月1日より、お買い上げ額税込み￥500に満たない場合でショッピングバッグご入用のお客様には別途袋代を、CD、EP用小サイズは￥5、LP用大サイズは￥10を申し受けることを決定いたしました。

ここで要点チェック。

・お買い上げ額が￥500以上である場合でも「ショッピングバッグの要不要」をスタッフよりお尋ねさせていただきます。お客様は要不要の旨をお知らせください。

・グレヒは１、2Fの多層階店舗ですので両フロアのお買い上げで￥500を超過するケースもあります。バッグご希望の際には各フロアのお買い上げ時にお渡しするレシートをご提示ください。また、ショッピングバッグなしで商品をお持ち帰りの際は退店されるまでお渡ししたレシートを破棄・紛失をされぬようご協力をお願いいたします。

・ひとつの袋でお買い上げ商品が収納可能と当店スタッフが判断した際において、さらに頑強性を持たせるため等の理由で二つ目以降の袋をご希望されたお客様には二つ目以降より袋代を申し受けます。

あ～辛気臭。書いててイヤになってきます。

さらに追い打ち。副資材値上げのお知らせ。

こちらも理由は同上。

レコ保護袋等の副資材類はじつはひと月ほど前からすでに値上げさせていただいておりましたが、上記ショッピングバッグ有料化にともない併せてお知らせさせていただきました。

副資材業者さんから送られた新たな卸価格表から機械的に新規の売価を設定したのですが、凄まじい原価高騰に唖然としました。

それでも、レコ保護袋のようなソフト素材商品はまだどうにか酌量の余地あり、といったところでしょうか？

問題はＣＤケースのようなハード系プラスティック用品系の爆上がりぶり。

此度の円安がこんな些細な商品にまで深刻な影響を及ぼしていることを痛感させられます。

これで当分は副資材の値上げはないと思います。あったら本気で困ります。

てか、世界情勢がいくらか落ち着きを取り戻したときはこれらの値段も元に戻して頂きたいものですね。

2022年も残りひと月。時の流れのあまりの速さに戦慄すら覚えます。