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グレイテストヒッツ(グレヒ):名古屋大須の中古CDレコードショップ
2024-11-02

【USED RECORDS & NEW MOOK】文化の日三連休のレコ出し。

11月2日。文化の日三連休初日の土曜。

名古屋は朝から雨空。

先ほどまで台風雨のように斜めから叩きつけるような雨脚でしたが、17時をまえに上がってくれました。

これから晴れてきて、21時ごろからは星空が戻り、連休残り二日間は秋空に恵まれそうです。

よかった。

先週末の金土日、私は富山にいたんですね。

母の故郷の街ながら、私自身が訪れたのは半世紀くらいぶりかもしれません。

富山ブラックもその「総本山」のお店で「日和ってないモノホンの味」初体験できました。

私は年に数回のペースで全国各地のレコ市に参加させていただいておりますが、此度初参戦となった富山レコ市はとくに強い印象を私にもたらしました。

来年もまたお声掛けいただけたなら喜んで東海北陸道をドライヴします。

日本の名物料理のなかでも最高峰のひとつと言って差し支えないであろう「鱒の寿司」の販売店を最低5軒は行脚します。

レギュラーLP&シングルをそれぞれひとつかみずつ、店頭ドロップしました。

LPは、「ヘイ・ジュード」は赤盤、「バトル缶」はクラプトン~ブラインド・フェイス vs ビー・ジーズの巻。

1960年代後半から末期にかけて当時の「日本グラモフォン」からリリースされていた洋楽ロックのカップリング企画シリーズ。なぜか缶入り。

今から考えれば、当時の日本グラモフォンが権利上で取り扱うことができる洋楽アーティストをテキトーに二組カップリングしただけのなんともお気楽な企画に思えます。

ジミヘン、クリーム、ツェッペリンが「ニュー・ロックの旗手」としてほぼ同時期に登場し、それらの配給権をたまたま同レーベルが持っていたからこそ考え出された企画なのでしょう。

当時、ロックは正体不明の有象無象の輩が生み出す音楽、どころか、「エレキを持って男が髪を伸ばしたら不良」の烙印を押されていた、ネットなんて存在しない乏しい情報下でこれらの耳をつんざく「ワケのわからない音楽」のメディアを入手することが、精神的にも経済的にもどれほどの冒険であったことかは想像に難くありません。

当時の価格で¥3,000とか¥4,000とか、こんなものを必死で手に入れたこのファースト・カスタマーにあらためて敬意を表したいものです。

シングルは「恋する二人」はアップル赤盤、ジョニー・ウインターも赤盤です。

シングルはレジ前特設セクションの前列に並べました。

そして、愛知出身、東京在住のデザイナー、M氏のライフワークであるムック、” A WORK OF ART VINYL”の最新刊がやや長いインターヴァルを経て刊行されました。

今作で通算第11号。今回の特集は「テイ・トウワ」にまつわる作品のレコ・ジャケのアートワークをメインに編集されています。

相変わらず、上質な紙に高解像度の美しい素材をコダワリタップリにレイアウト。M氏の高い美意識が全開の一冊に仕上がっております。

こちらは数量と取り扱い店が超限定。光栄なことにグレヒはその貴重なロケーションにひとつに選定されております。

1F新刊ゾーンにディスプレイ済み。お早めにお求めください。

ディスク・ユニオン名古屋店様主導企画、もはやすっかりおなじみとなった「買い回りクーポン」。

2024年秋ヴァージョンにもメンバーにくわえていただきました。こちらはあす3日より店頭にて配布開始いたします。

連休残り二日間は外レコが出せそうですね。いつまでも夏が留まり続けた2024年。つるべ落としのごとく秋が深まってきました。

いくらなんでも暖房を入れるのは来月に入ってからにしたい。短い秋を満喫させてください。

皆様のご来店をお待ち申し上げます。

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