【USED LPs】お彼岸三連休初日。ジュリー・ロンドン etc.

3月20日。お彼岸。春分の日。三連休初日の金曜。
買付盤をメインにレギュラーLPをひと山強店頭追加しました。
買付名物、ジュリー・ロンドンのタイトルをあるだけドロップ。
今回の一群は昨年12月、人生二度目に訪れた南部でゲットしたものです。
ジュリー・ロンドンのアナログ作品は1955年のデビューから歌手を退く1969年まで、ベストものや企画ものまで含めるとリアルタイムにリリースされたタイトルだけでもおそらく30タイトルを越えます。
そのなかで人気があるのはやはりデビューから1963年あたりまでの艶めかしいジャケの作品たち。
今回の目玉は1959年の第8作 “LONDON BY NIGHT”でしょうか。
同じく人気の高い1956年作”CALENDAR GIRL”に匹敵するジュリーのレア・アイテムです。
さらに今回のならびのアドヴァンテージとして、コンディションが全体的に良好であることがいえます。
あと、私は、彼女のタイトルをモノとして評価する際に、オリジナル・レーベルがターコイズやブラックのリバティをもつタイトルでも次世代のレインボー&ブラック・レーベルの状態のよいものならばモノ、ステレオそれぞれオリジナルと同等の評価を下しプライス付けをします。
それ以前に現地価格。これがいちばんネックになるんですが。
他商品含め、店頭にてチェックしてください。
ひきつづきレギュラーLPを作成します。
以前のブログで、4月に予定していたレコ買付の旅をキャンセルしたとお伝えしました。
私は物事をひじょうに楽観的にとらえる習性があります。
行ったら行ったでレコ屋もレコ市もディーラーさんのお宅も普段と何変わることない風景のなかいつものように仕入れができるんだろ?
これが大きな間違いであったことは現在のアメリカとヨーロッパのパニックの様子を見れば明白です。
アメリカでは死者が150人を越え、政府は国民の海外渡航の中止を求める勧告を出しました。カリフォルニア州はなんと州民に外出禁止令を発動。
トランプは現在の状況を「戦時下」と比喩しました。 パリの街もゴーストタウン。イタリアに至ってはついに中国以上の死者を出してしまいました。
こんなところにレコ仕入れに出かけたら単なる狂人。いや、現地のレコ屋さんも次々と臨時閉店、レコ市もことごとくキャンセルが報告されていますから出かける理由は完全に消滅しましたが。
ほんのひと月まえまでは、このコロナ・パニックが中国、日本、韓国を凌ぐ規模で欧米に波及するとは思いもしなかった。
イタリアは例外としても、世間の見立てはそのようではなかったかと思います。
普段は株式など微塵の興味も知識も持ち合わせぬ私のような人間ですら日経平均やNYダウの下げ幅を見ただけで危機的状況は理解できます。きょうになってNYダウは2万ドル台に持ち直したようですが。
しかし何よりも恐ろしいのは経済の混乱や物資の欠乏による人心の不安、集団ヒステリーにほかなりません。
ドラッグストアでマスクやトイレットペーパーを奪い合うのも電車内で咳やクシャミをした人にケンカを仕掛けるのも集団ヒステリー。
感染者の特定、隔離がやがて差別となり、魔女狩りに発展しないことを祈らずにはいられません。
大阪府・兵庫県間の人々の移動を行政レベルで規制する、なんて話も今朝のニュースで見ました。なぜ大阪と兵庫だけ?この両府県は離島とでもいうのか?
この期に及んでオリンピックを予定通り開催すると叫んでいる老害が国内外に存在するようです。
このように、素人からみても意味不明な提案が権力のある人々から発せられます。
今こそ、落ち着いて行動しましょう。なるべく事の本質を見落とさぬように。
そして発散するときは正しく発散しましょう。
私は焼肉が食べたいです。この連休中に家族を連れて食べに行きますか。
スケジュールが飛んでやることないから家でレコ聴いてる、とおっしゃる方を店頭でもSNSでも見かけます。
微力であってもそのような方々のお役に立てれば。
私は音楽聴くよりソファで怪獣映画観てしまうことが多いですが💦
お彼岸三連休、ムリのない範囲で、皆様のご来店をお待ち申し上げます。
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