【USED RECORDS】夕暮れ時のレギュラーLP追加。





2月9日。
ニュー・イヤーズ・セール終了からはや一週!?
あんなに仕事したのに💦
2月といえば、それは古来より商売人泣かせの月と言われております。
セール明けのグレヒはなおのこと。
ところが、今年はちょっとした異変が。
それは、海外からのレコ買付のお客様。
日本政府が外国人の入国緩和に踏み切ったのが昨年の10月。
以来、ペースを落とすことなく入れ替わるように多数のお客様にご来店いただいております。
ひと昔まえまでは来日レコ買付の客層といえば、まずは欧米人のお客様としたものでした。
彼らはそのほとんどがディーラー。つまりわれわれと同業者の方々です。
続きを2月11日に書いてます💦
ところがそのディーラーさんたちのご出身国が急激にヴァラエティに溢れだしたのはコロナ禍突入前の2010代の末期あたりから。
10月の日本入国緩和以来、わかっているだけでも、英国、南米チリ、ブラジル、ハワイ、モンゴル、トルコ、オーストラリア。ほかにもあったけど忘れました。
みなさん、すべてリピーターでありディーラーさん。なので、開口一言目は”Long time no see !”。
ディーラーさんたちのお目当て商品はほぼ例外なく欧米王道ロックの日本盤オビ付きLP。ビートルズ、ストーンズ、ZEP、ピンク・フロイド…。つまりは自らが生み出したカルチャーの日本盤LP。
これは作業的にとてもラクですよね。知ってるアーティストのオビLPを全部抜けばいいのですから予習いらずです。
昔も今もこの傾向だけは不変のようですね。ヒップホップ、レア・グルーヴ等クラブ的視点の方ももちろんおられますが数的にはさほど多くはありません。
そこに昨今のシティ・ポップ・ムーヴメントが介入。これは廃盤系、クラブ系の両派から一定の支持があります。廃盤系視点ではオビの有無などコンディションに拘りを持つところは洋の東西を問わないようです。
昨今の円安の恩恵によって海外のディーラーさんたちが日本のレコ屋で楽しい経験ができることは素晴らしいこと。
ですが、各国の入国規制が緩和されたのであれば当然ながらこちらからも出かけたいワケですよ。
最新の為替レートによりますと、円で米ドルを購入した場合、1USD=¥132.24 だそうです。現金を入手する場合はさらにここに換金手数料がプラスされます。
くわえて欧米各地の強烈な物価高。NYやホノルルではラーメン一杯が¥2,000越えは当たりまえなんだとか。
航空券にはじまり、レンタカー、ガソリン、モーテル、そして本来ならば旅のお楽しみの食費が旅を大きく圧迫してきます。
最も肝心なのは現地のレコ値段なのは言うまでもありません。
私が最後にアメリカにレコ買付に出掛けたのが2019年12月。まさにコロナ禍襲来の直前でした。
そこから丸3年が経過しました。世界的なアナログレコード・ブームのなかで現地のレコ価格の変遷やいかに。
1USDで転がっていた「つづれおり」は今いくら付いてるんでしょう?
怖いです😓
上記のレコはここ数年間に蓄積された買付盤の残骸たち。同じタイトルを複数買いしておいてよかった。しかし、このストックもいよいよ底が見えてきました。
2023年のどこかで時差込みで10日前後。一度でもいいから買付を再開できれば。切に願います。
皆様のご来店をお待ち申し上げます。
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