【USED RECORDS】キャンディーズ。2Fカベレコ。
4月6日。新年度もはや一週が経過。
暖冬とされた2023-2024年の冬ですが、3月は全般的に真冬に戻ったような寒さが厳しかったひと月でした。
それが、月替わりの年度替わりの4月に突入した途端に季節外れの夏日が報告されました。
先週末、年度替わりの初週末は私は梅田レコ市にて深刻なイボ痔と格闘しながら作業をしておりましたが、SNS上では私の知る人々が入れ替わり立ち代わり、桜の花の下での楽し気な光景を投稿されてました。
みんな桜の下でホロ酔いで楽しそうでいいなあ、オレ仕事してるんだけどなあ。
世間がヴァケーションしてるときこそ仕事してナンボ。エンタメ系コンテンツを供給することを生業とするサーヴィス業従事者の宿命であります。
70年代後半を象徴するアイドル、キャンディーズと大場久美子のアイテムが入荷。
写真を見て、アレッ!となりませんでしたか?
上段、左からキャンディーズのLPが2タイトル。オビや付属物は完備してはいますが、これらは頻繁に見かけるもので、さしてありがたみを感じるものではないですよね。
問題はその隣の縦長の紙媒体です。
右端のそれは1978年の解散ツアー・パンフです。
「普通の女の子に戻りたい」。
当時、流行語にすらなった名文句ともに展開された日本芸能史上に残る解散・引退ライヴ。
千秋楽の後楽園球場には55,000人の暑苦しいヤローどもを終結させ、ラストのランちゃんの名ゼリフ「私たちは幸せでした!」に涙した伝説的ライヴ。
現在、50代後半以上の日本人ならば山口百恵の引退ライヴとならんで知らない人なんていないでしょう。
この、55,000人という動員記録は日本の女性タレントが築いた記録としてはいまだに前人未踏なのだそうです。
このライヴを記録した3枚組LPはさらに頻繁に見かけますね。当時、定価¥6,000もしたこの大作をみなさん、先を争うように買い求めてリヴィングで惜別の念を新たにしていたのですね。
ところが、そんな歴史的なライヴなのにパンフとなるとほとんど見かけないんです。レコは今でもそこらじゅうに転がってるのに。
1970年代の後半といえば私も完全に洋楽に目覚めていました。
私は、このキャンディーズの解散ライヴこそ現場に出向くことはなかったですが、そのまえにクイーンもキッスも観ています。このレコードも友人宅でわりと本気で聴いたのを記憶しております。
洋楽、邦楽ともに音楽エンターテイメントが本格的にビジネスモデルへと進化をはじめた、でもどこかまだおおらかさを温存していた1970年代末期の空気感が伝わります。
転じて、近ごろではこんな動画も存在します。
「やさしい悪魔」。吉田拓郎作のキャンディーズの代表曲のひとつ。
かれこれ半世紀まえに作られたとは思えない、今見ても洗練をきわめた振り付け。
それが今どきのテクニックでこんな素晴らしい再構築ができちゃうんですね。
そうはいってもこれ、ひとつひとつの工程は超絶に手間のかかる作業なのでしょう。
カッコよすぎて何度も見返してしまいました。
気は心、みなさんもご覧ください。ヤラれます。ハマりますw
2Fカベレコ入れ替え済み。あす日曜中にひとつかみでもレギュラーLPを追加できるよう作業に励みます。
この時期の昼夜の寒暖差。これをナメてはいけません。以前に私もインフルに罹りエライ目に遭った経験があります。
新年度二度目の週末、皆様のご来店をお待ち申し上げます。
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